
| 美術館はお庭だけの入場もできます。入園料がかかる分、きちんと管理されていて清潔ですし、 人もそんなにいないのでプライベート感覚でゆったりした時間を過ごすことができます。 ガーデンからみたロダン美術館の建物です。そしてお庭の端には真ん丸い池があリかっこうの子供達の 遊び場になっています。 |
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ガーデンにはロダンの作品が贅沢にも、たくさん点在しています。 首にロープで繋がれた悲しい表情の人物像ばかりなのですが、子供達にはそんなことお構いありません。 手当たりしだい、大きな手を見つけて握手をしたりぶらさがったりです。 本当に贅沢ですね。 |
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美術館の前の庭には館内にあったものより何倍も大きな「考える人」の像がこの庭の
シンボルとなって、見下ろしています。 この情景が館内にあった絵画に描かれていた情景です。 館内にあったものよりもうひとまわり大きな「カレーの市民」。 ロダンの作る人間像はそのあまりにも緻密な作りに当時は審査員から「実際の人間から型を取ったのではないか」 と疑いをかけられたこともあるそうですが、こうして実際に作品を目にすると、その美しくのびやかな 人間の手足は実際よりも大きく誇張されていて、それがまたよりリアルに力強さをもって心にせまってきます。 |
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そしてロダンが最期まで製作し続けて未完に終わったという「地獄の門」。 館内のものはこじんまりとしたサイズでしたが、庭に置かれた作品は見上げてもてっぺんがよく見えないぐらいの 大きな大きな作品です。何度も試作を繰り返していたのですね。「地獄の門」の「考える人」よりも上にある 3人の姿は単独でガーデンにも別の単独の作品としてみることができます。。 これ程の大きい表現では、地獄の火の海の煮えたぎった壮絶な様子に見ている自分も飲み込まれそうなぐらい ひしひしと迫ってきます。 未完成に終わった作品といわれていますが、きっといつまで向かい続けても終りを知ることがない、 そんな作品に挑んでいたのだと思います。 ロダンの描きだす人間の肉体の美しさを表現しながらも、その表情はいつも物憂げでうなだれて、悲壮感に あふれています。笑顔の作品がひとつも見つけられません。 人間は業を背負っていて、全ての人間は地獄に落ちていくのかもしれない・・そして私もきっと地獄へ行くのだろう、と 何か言いようのない力に吸い寄せられてその傍に思わず歩み寄っていってしまいます。 神のようには生きられない、人間の苦しみです。 晴れ渡った空が悲しく見えてしまいます。 |
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ふと見上げると、ナポレオンの眠る神々しい「アンバリド」のドームが青空を背に黄金色にキラキラ輝いていました。 アンヴァリドはルイ14世が負傷兵の収容設備として建設された建築物です。 |
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