フラワーアレンジメントのレッスン
<季節のお花の水揚方法>

●秋〜冬のお花について(季節10月〜12月)
日に日に陽が短くなり始めると、キク科のお花が出回り始めます。
繊細な姿のお花も多く、憂いを湛えた姿が情感たっぷりで、しみじみ心にしみいるようです。
そんなお花を見つめているとき、どんな思いが脳裏をよぎるのでしょうか。。。。

<コスモス>
コスモスは秋の初めに切花で出回ります。
細いもじゃもじゃとした葉がたくさんついていますので、ある程度間引いたほうが 水揚がいいでしょう。

水が汚れ易いので、頻繁に水替えを行います。

外見の繊細さに比べて、意外に花保ちがします。 茎にお花がたくさん付いているときは、次のお花を開かせてるためにも、終わったお花は 順につまんでとります。
<ダリヤ>
9月から10月いっぱいが最盛期です。
東京の9月はまだ残暑厳しいので、ダリヤの薄い花びらにはこの湿気を帯びた暑さが ちょっと厳しそう。10月に入るとぐっと気温も下がり始めるので、花の日保ちがこの1ヶ月で だいぶ変わります。

ダイヤというと夏のお庭に堂々と咲いているイメージが強いのですが、切花では秋の印象が 強いです。

9月中は出きるだけ涼しいところを探して飾って楽しみましょう。
<アンセリウム>
画像のアンセリウムは「テラ」という名前です。
特に秋、というわけでもないのですが、この色は夏の終わりに似合う渋い色合いです。
クリスマスの季節はアンセリウムの赤が大人気です。とにかく日保ちがいいです。
このぐらいの時期になると寒さも手伝ってか、気が付くと1ヶ月ぐらい平気でもっていることもあります。

春から夏にかけてはグリーンのアンセリウムが人気です。
色合いだけで、季節感を演出できて、しかも花保ちもよく丈夫、とオールマイティーな人気 もののお花です。

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