ミルフルールとはフランス語ですが、直訳すると「千本の花」という意味です。 デザインのスタイルとしては、たくさんの小花やたくさんの色味を使ってふんわり柔らかいイメージで、 そして干草の匂いがするような牧歌的な雰囲気に仕上げます。 当アトリエの名前もこのデザインをイメージして名づけられました。 花の種類も16種類ほどで、1種類が3〜5本あります。またその1本を5つか6つに切り分けて 細やかにあしらっていくので総本数は100本以上になっているのでしょうか。とにかく手作業が多くなります。 その細やかな作業の分、レース編をおもわせるような大変繊細な線がしあがっていくのです。 器が大きかったこともあるかもしれませんが、デザインの直径が50cm以上の大作で、 とても見ごたえのある作品に仕上げていただきました。最後にグリーンのサンキライを器に取り付けて完成です。 お花のシュワシュワっとした感じは「高級シャンパンの泡のようなイメージで・・」。ぱちぱちっと泡がはじけている音が聞えてくるようです。 ただ差し込んでいるように見えるかもしれませんが、この柔らかさを美しくだすのにやはりコツとテクニックがあります。 ミルフルールスタイルのアレンジメントをデザインする際の大小の花の配置、基本アウトラインを 説明します。 |
ミルフルールスタイルのアレンジメント | ミルフルールスタイル |
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カラーのナチュラルステムを生かしたワイヤリングテクニックをマスターしていただきます。 カラーのワイヤリングを習得していただくとデザインの幅が大きく広がります。 カラーの花の角度にあわせた切り方、カラーのワイヤリング、そして長いステムをワイヤリングするときのテクニック、 カラーのような長さのある花をあしらうときの花の特別な配置方法、全てフラワーデザインでは必要なテクニックです。 利用した花材はクリスタルブラッシュという名前のミニカラーなのでホルダータイプで簡単にデザイン可能ですが、 レッスンで学ぶテクニックは太いカラー全てに適用します。 |
白いカラーのワイヤリングウェディングブーケ | 白いカラーのワイヤリングウェディングブーケ |
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丁字草 | 桔梗 | オキナボール | 二ゲラ |
クレマチス | サンキライ(グリーン) | ムスカリ | オーニソガラム |
リョウブ | 京鹿の子 | ホワイトレースフラワー | カーネーション(プリメロダーク) |
トリテリア | 白カラー(クリスタルブラッシュ) | アイビー | |