フラワーアレンジメントのレッスン
<9月・お月見のアレンジメント>

9月のレッスン
秋の夜長を楽しむ風情あるアレンジメント
1.秋の七草の説明
秋の七草について ”おすきなふくは”(頭文字をとって覚えます。)
   名前 科名
    女郎花(おみなえし) オミナエシ科
    尾花(おばな:ススキのこと) イネ科
    桔梗(ききょう) キキョウ科
    撫子(なでしこ) ナデシコ科
    藤袴(ふじばかま) キク科
    葛(くず) マメ科
    萩(はぎ) マメ科
2.縦のラインを生かしたデザインの作り方
〇茎でラインを見せるテクニック〇花のハイチでラインの流れを見せるテクニック
3.ススキの水揚について。ドライフラワーの作り方

<総評>
今夜は十五夜です。お天気がよければお月見が楽しめるのですが、もし曇り空でも、その雰囲気を楽しみたいものです。 本当は多肉植物のレッスンだったのですが、輸入物で急に入らないことを知らされ、内容の変更をさせていただきました。 「お休みでも日保ちするから安心!」と事前にお話させていただいただけに、急遽お休みなされた方には大変申し訳ありませんでした。

今日の花材は大和魂をくすぐるような秋のお花です。 ススキの中でも高級な「鷹の羽ススキ」で高さのあるアレンジメントをデザインしていただきました。 すっと丈のあるススキをみていると、月まで届きそうな気がしてきます。

秋の七草の中で、尾花(オバナ)ススキと、女郎花(オミナエシ)をご用意しました。 女郎花も名前は聞いたことがあるけれども季節を選ぶだけに、実際目にすることがないので名前と顔が一致しないお花かも知れません。 それから面白いところで、水引草も花材としてご利用いただきました。ご祝儀袋にかかっている あの水引に似ているからそう名づけられている縁起のいい名前ですね。

紫苑や女郎花、ワレモコウなど、スプレー状に花が付いて丈もあるお花がいくつかあったので、 1本から何本も花数がとれるので、生け方にもヴァリエーションが生まれたことと思います。

ススキの高さを助けるように他の花も配置されていきます。 同じお花は高さを変え、奥行きを変えて場所を決めてあげるとアレンジメントに奥行きが生まれてきます。 縦のラインを綺麗に見せるデザインなので、同じお花は極力横に同じ高さでは並ばせないように配慮すると、自然とすっきりした姿に仕上がります。

アレンジメント全体が高さがあるので、中心部分も通常より高い位置に花の見せ場がくるのが自然です。足元近くに花の塊があると 目が低いほうへ向いてしまうので、バスケット近くはすっきりと、グリーンなどで足元隠しをしてあげるとスマートに見えます。

<名簿の番号順に掲載させていただいております。>
1.M.S様 2.H.Y 様 3.K.J様

4.I.Y 様 5.A.M様 6.W.Y 様

7.N.M様 8.O.K 様 9.I.K様
ご欠席

10.F.K 様 11.A.N様 12.T.M 様

13.M.K様 14.N.K 様 15.S.K様
ご欠席

16.S.K 様 17.I.Y 様 18.S.I 様



利用花材:鷹の羽ススキ ・ ワレモコウ ・鈴バラ ・紫苑 ・水引草 ・ガーベラ (バナナ)・ (マリブ) ・久留米ケイトウ ・女郎花 SPカーネーション(モカスィート) ・コスモス(白) 
デザインサイズ 高さ60cm〜70cm程度  直径15cm程度

利用した花材のご紹介です。
鷹の羽ススキ ワレモコウ 紫苑(シオン) 女郎花(オミナエシ)
水引草 久留米ケイトウ コスモス(白) SPカーネーション(モカスィート)
鈴バラ ガーベラ(バナナ) ガーベラ(マリブ)


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