フラワーアレンジメントのレッスン
<10月・多肉植物を使ってポット仕立てのコーディネート>

10月のレッスン
フィリピンから輸入された様々な種類の多肉植物を使ってお花をあしらうように白いポットにギフトスタイルで仕上げます。
1.多肉植物とは。多肉植物の特徴・植生について
2.多肉植物を楽しむための日々の管理について
3.多肉植物の季節ごとの管理について
4・多肉植物の増やし方


多肉植物は定期に充分な水分を得られない海岸地域や乾燥したところに植生します。水分や養分を蓄える為に葉や茎が肥大化して乾燥に耐えうる 植物です。空気中からも水分を吸収するので、適度な太陽の光を与えるようにだけ気をつけるとあまり手を掛けずに育てられます。

むしろ水を与えすぎないように注意が必要です。今日のレッスンのポットでしたら、軽く霧吹きしてあげる程度で充分です。

適度な乾燥で、植物の発根を促します。水分が足りないぐらいのほうが根が水を求めて伸びていきます。
2週間ぐらいすると発根してきますので、そのあと、土に植え替えて大きく成長させることも可能です。

土に戻したときも、2週間に1回程度の水遣りで充分です。それ以上は根腐れの原因になってしまいます。

挿し木でどんどん増やせますので、レッスンでは挿し木の方法をご説明いたしました。

<総評>
ハート型のポットに、アクセント使いでピンクのハートのキャンドルをデザインしています。
利用した花材は大まかに分けると、バラのように放射状に広がっていくエチュベリア系の多肉と、 上に上にとツリーのようにひょろひょろ伸びていくセダム系の多肉の2種です。

ポットの中で多肉をあまり詰めすぎず、適度に水苔の地の部分をみせてあげるほうが可愛く仕上がります。 大きすぎる花材は外側を間引いたり、下の葉を取って一回り小さくします。
今回鉢の底に栄養剤をお渡しいたしましたが、太陽の光が充分であれば、通常は特に必要ありません。
霧吹き程度でゆっくり栄養剤が溶けだすようなイメージです。

麻のコードリボンでギフトスタイルです。お花の配置やリボンの巻き方で皆様個性がきらりと光っています。

多肉植物はこれからアレンジメントを作成した後のスタイリング等で様々な用途にご利用いただける便利な花材です。
今日のデザインは写真写りも素朴で可愛いので、ご家庭で撮影してカードにしても素敵だと思います。
コンパクトカメラで利用できる、雰囲気のある撮影の仕方もご説明させていただきました。

*ポットの中のキャンドルはデザインとしての利用なので、ポットの中で着火利用は絶対になさらないで下さい。
*小さなお子様がいらっしゃるご家庭では誤ってポット内の栄養剤を口になされないようご留意くださいますようお願い致します。


<名簿の番号順に掲載させていただいております。>
1.H.Y 様 2.S.K様
ご欠席

3.F.K様 4.I.Y 様

5.S.I 様 6.M.S様

7.N.M様 8.K.J

9.A.M様 10.I.K様

11.T.M 様 12.I.Y 様

13.W.Y 様 14.A.S様



先月残念なことに入荷できなかった多肉植物がフィリピンから空輸されてきました。いよいよお待たせの多肉植物のレッスンができます。

ぷにゅぷにゅっとして可愛い多肉ちゃんの数々。 ホテルのケーキを選ぶように、全種類プラスαで皆様にお渡しさせていただきます。

これから大切に育てていただきますと、クリスマスの頃にも大活躍してくれる息の長いお花です。

基本的には「エチュべりア」と「セダム」なのですが、その種類によって形やデザインが微妙に変化しています。 ラテン語みたいな、何となく読み取れそうで読み取れないような文字で植物の名前がそれぞれ箱に書かれています。 これも私のほうでタイプアウトして皆様にお配りさせていただく準備を致しました。

デザインサイズ 横幅 17cm程度 縦 18cm程度

利用した花材のご紹介です。
多肉植物(エチュベリア・セダム etc.) 名前


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