フラワーアレンジメントのレッスン
<3月・枝モノを利用した投入れテクニック>

3月のレッスン
枝モノを利用した投入れテクニック

ユキヤナギの枝を使ってナチュラルな花留めに利用します。
産地から届いたばかりのユキヤナギの枝はまだ葉で青々としていて、今は白い花がほんの少しですが、 しっかりと水揚していただきますと、しばらくして、白い小花をたくさんつけてくれます。

1.投入れで生けやすい花器の選び方 (形状、色の観点から)
2.枝を花留めに利用するテクニックの習得とその効用について (挟み込み留め)
 ・お花をより長く利用できる
 ・ガラスの器のように中が透明でも花留めが自然に目に映る 
3.器に投入れする際の花の基本的なあしらい方について・・・ 花の構え方、挟みの入れ方、バランスのとれるあしらい方
4・フローラルフォームと、投入れ、それぞれの、利点と気をつけなければいけないことの、説明
5・チューリップの種類・・・花びらの形状による総称について



<総評>
手にされたユキヤナギの枝ブリで、仕上がりの表情がそれぞれ違ってきたことと思います。 高さを生かしたデザイン、横に伸びやかなデザイン、斜め上へと向かう勢いのあるデザイン、ユキヤナギの枝に 導かれるまま・・といったところでしょうか。今回のレッスンでは大変大ぶりな枝を利用していただいたので、 カメラのフレームにおさまりきれない大作ばかりでした。特に横長の作品は大切な枝の部分が画像でほとんど 写っていない状態で申し訳ありませんでした。

最初に頭に思い描いたデザインと、実際に生けこむ際のデザインが「花留め」というハードルによって、 乖離がどうしてもおこってしまうことをレッスンを通して実感されたことと思います。 花が上手く留まることによって、その乖離の幅を少しずつ縮めることが可能になります。 花留めをマスターすることによってデザインの可能性をどんどん広げることができるようになります。

また今回のレッスンのような大作を手掛けられる時には、より一層の足元をしっかり固めていくことが大切です。

ユキヤナギは水揚がよくないので、枝が直接水に浸かる投入れのほうがお花に優しいです。これからの季節、水が温み易く バクテリアの繁殖も活発になってきますので、毎日のこまめな水替えは必須です。 投入れは、茎が柔らかく撓る春のお花の良さを生かして、空気感のある優しさを演出できます。

1.H.Y 様 2.S.K様 3.F.K様

4.I.Y 様 5.S.I 様 6.M.S様
ご欠席

7.N.M様 8.K.J 9.A.M様

10.I.K様 11.T.M 様 12.I.Y 様

13.W.Y 様 14.A.S様
ご欠席  



利用花材:〇ユキヤナギ 〇大輪カーネーション(ドヌーブ) 〇チューリップ2種(八重咲き ジャマイ・ フリンジ咲き ハウステンボス) 〇テマリソウ 〇豆の花 〇六条麦 
デザインサイズ 高さ80cm程度  幅 50cm程度

利用した花材のご紹介です。
カーネーション(ドヌーブ) チューリップ(ジャマイ) チューリップ(ハウステンボス) ユキヤナギ(小雪)
豆の花 ラナンキュラス テマリソウ 六条麦


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