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<総評>
じめじめと鬱陶しい梅雨の季節に爽やかな空気を運んでくれるのがハーブの花の数々です。
ローズゼラニウムやローズマリー、バジルはよく知られたところですが、アルケミラモリスもハーブの
一種とされてます。「アルケミラ」とはギリシア語で「摩訶不思議」なという意味があるそうで、女性の身体に
いい効果をもたらしてくれる草で別名「レディスマントル」とも呼ばれています。
サンキライの実もこの季節にグリーンの状態でみるとクリスマスのものとは全然イメージが違います。
ブルーベリーやサンキライもグリーンの状態で切り枝になると、実が落ちやすいです。
葉もたくさんついていますが、実ものについた枝の葉は可能な限り切り落とす処理をしなければ、どちらもすぐに
枯れてしまうので注意が必要です。
アマランサスや半夏生は水揚げが極端に悪いので、どうしても水が上がらないときは「湯揚げ」をします。
沸騰から少し覚ましたお湯(80度ぐらい)に茎の先端をゆっくり20ぐらい数えて漬けて、すぐに冷たい水に
漬けこみ花を休ませます。
湯揚げはショック療法であるので花の体力を奪います。
深く水をはったり、通常の水揚げでも上がらないときに利用してください。
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