7月のレッスン「クリスタルジェリーできらきらアレンジメント」の内容と
組ませておりますので、来月はもう一段踏み込んだ説明を致します。
ブロンズネットは何度でも利用できるので、お庭の小花をさりげなく生けてみるとナチュラル感たっぷりの素敵な夏の花の演出が
できます。
あわせた小さな貝殻はミルクピッチャーにいれて花留めにすると工夫次第でとっても小さなアレンジメントができそうです。
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<総評>
涼しさを演出するために、できるだけ、皿にはいっている水面の
面積が広くなるように計算しながら花を一点始点であしらいます。
フローラルフォームを利用するのと違って、下側からじょじょに花を交差させながら上に向かう手順になるのが投入れの生け方の特徴です。
下にいける花材はグリーンなどで、土台をつくるようなつもりで構成するとその後が楽に進められます。
土台の花に気を使いすぎると、アレンジメントのアウトライントップのところがどうしても手薄になりがちです。(つむじの部分です。)
最終的に花がキュッとまとまって見えなければいけないところはアレンジメントの中心部分ですから、最終的に花の配分に留意しながら
最終仕上げをしてください。
花は中心に角度を持っていくにしたがって立ち上がっていきます。今回のフラットな器の場合には花を立ち上げる為に、茎は
思い切ってかなり短くなります。
(今日実際生けてみて実感のことと思いますが、長いままですと、いつまでたっても花が寝たままになってしまうんですよね。)
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