フラワーアレンジメントのレッスン
<7月・グリーンづかいが爽やかなサマーアレンジメント >

7月のレッスン
グリーン使いで個性的なアレンジメントを実現
1.ミスカンサス(グリーン)づかいデアレンジメントに動きをつける
2.アンセリウムのような面の広い花材のあしらい方・新鮮な花の見分け方
3.野ブドウのワイヤリング
4.夏の花の管理について 
(エアコンの風にあてない、直射日光にあてない、水替えについて etc.)

<総評> 長細い形状のグリーン、ミスカンサスをデザインに利用して皆様に思い思いのフラワーデザインを描いていただきました。 直線で利用すると鋭い力強さを感じますし、リボンのように丸めてみると、とってもチャーミング、くるくるっとカールをかけると 優雅な動きがでます。アイディア次第でイメージが変幻自在のアレンジメントを創りだせます。 フローラムフォームを隠すだけの役割だけではなく、グリーンがちょっとしたスパイスとなって、花だけでは決して表現しきれない おもしろさを演出してくれます。 新体操のエレガントなリボンの演技を見ているみたいで楽しいです。

ハート型のアンセリムのような特徴のある花材はあしらい方が一見難しいです。 面が大変広いので面を全面に見せると平面的な印象を与えてしまうので、面の角度の傾きを生かしたり、 フリを考えて構成すると、使い方次第でより立体感をだすいい役者になってくれます。

夏らしいアンセリウムの花を色のヴァリエーションでいろいろご紹介させていただきました。中央の棒のようにみえるところが 植物器官的には花の部分にあたります。この部分にオシベにあたる部分とメシベにあたる部分が半分ずつ存在して受粉をします。 花のように見えるところは苞(ホウ)と呼ばれるもので花を護ってくれます。花が地味な植物はこのように苞(ホウ)が華やかな色あいを 放ち受粉を助ける昆虫や鳥を引き寄せます。サトイモ科に属して、この仲間には、カラーや、水芭蕉があります。

ガーベラやアンセリムの曲がった茎はその曲がり具合が魅力です。夏の太陽に向かってまっすぐ伸びる 元気いっぱいのお花の使い方も夏らしいです。バラの茎は見せるには太すぎるのでこのような使い方は難しいです。 またフローラルフォームで特に夏は水揚が悪くなるので、バラは短い茎で利用したほうが安心です。


<名簿の番号順に掲載させていただいております。>
1.M.S様 2.H.Y 様 3.K.J様

4.I.Y 様 5.A.M様 6.W.Y 様
ご欠席

7.N.M様 8.O.K 様 9.I.K様

10.F.K 様 11.A.N様 12.T.M 様

13.M.K様 14.N.K 様 15.S.K様

16.S.K 様 17.I.Y 様 18.S.I 様



利用花材:アルストロメリア(サーモンクィーン)・ガーベラ2種(ロビンフッド・ミノウ)・アワ・ケイトウ2種(久留米ケイトウ・羽ケイトウ→キャッスルピンク)・ アンセリウム3種(緑→ピスタチェ・ピンク→マキシム・茶→テラ)・バラ2種(ピンク→スィートアバランチェ・クリーム→パーティーラナンキュラ)・ ブラックベリー・野ブドウ・ミスカンサス
デザインサイズ:幅約20cm x 高さ約20cm

利用したカーネーションのご紹介です。
バラ(スィートアバランチェ) バラ(パーティーラナンキュラス) ガーベラ(ロビンフッド) ガーベラ(ミノウ)
アンセリウム(ピスタチェ) アンセリウム(マキシム) アンセリウム(テラ) 羽ケイトウ(ピンクキャッスル)
アルストロメリア(サーモンクィーン) 野ブドウ ブラックベリー ミスカンサス


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