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<総評>
アネモネの一般的な種類には大きくわけるとサイズ別で2種類あります。1つが本日レッスンで利用した、「モナリザ」、
もうひとつは「デカン」という種類でデカンは本日利用のアネモネの丈が1/3ぐらい、花も1/2強ぐらいの
小さめサイズです。
チューリップや水仙、アネモネのような冬の時期にでまわる球根花はクキが水分を多く含んで太く柔らかい傾向にあります。
このような花を束ねる時にはパラレル状に丁寧に組んでいくとまとまりがよく花にも優しいです。
アネモネはクキがくねっと曲がっていたり花も傾きがあるので、傾きを利用しながら丸みをだしてデザインし、
クキも曲がっている部分はクキの中心にはめ込んでみたりと決して花に無理をさせない程度にトピアリーの形に
あわせこんでいく工夫が必要です。
クキは必ずしもまっすぐでなくて、わずかに曲線を描いていたりしても、トピアリーを優雅にみせてくれます。
アネモネはデルフィニウムや、トリカブト、ラナンキュラス等と一緒のキンポウゲ科の花です。
多少の毒性があるので、小さなお子様のいらっしゃるご家庭では口に含んだりなさらないようにご留意が
必要です。(アネモネ程度であれば危険性はさほどないとは思うのですが、念のため。。。)
資材等もナチュラルな雰囲気がでるようなもので揃えました。
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