|
<総評>
フリースタイルでクリスマスツリーやテーブルフラワーの作成です。
どちらのデザインにも言えることですが、アウトラインや作品の肉となるブルーバードの
枝でどれだけしっかりと骨組みが作れるかが仕上がりを9割は左右します。
各種オーナメントはあくまでブルーバードの額縁の中に入ってより際立って見えてくるので
その下にグリーンの枝が入るように最後の仕上げのところで気を配ります。
またツリーの場合はベツレヘムの星が輝く枝の先端、この枝が1本だけ細々と立つことないように
数本の枝で長い短いものと工夫しながら肉付けをすることは大事です。
これは流線形のテーブルフラワーにも同じことが言えます。
両端の長い部分の枝が1本ずつ左右に出ていると、中心部分の塊と繋がりが出ず、
ロボットの手脚のように取って付けたような違和感がでてしまいます。
長い枝の部分から中心部分にかけて丁寧に繋いでいくこと、特に器の縁近くの処理が
丁寧だとアレンジメントはとても綺麗に見えてきます。
ブランチのグリーンは捨てるところがありません。
枝落としした、細かい部分も後からワイヤリングをして、小さいものは数本まとめて
束ねたりして全部残らず使い切るよう心掛けていただければ幸いです。
|