＜8月 ドライフラワーのフライングリース＞
|
〇フライングリースと壁飾りのリースとの花のあしらい方の違いについて |
 |
＜総評＞ 壁飾りのリースと違って、リースの側面と下側が重要になってきます。 部分的で構わないので、花や葉が垂れ下がるように作るとより豪華さが増してきます。 作業の段階が進むとリースの内側に手をいれることが困難になるので最初に内側を 葉や簡単な花材で数か所埋めることから始めます。内側はほとんど視界に入ってこないので 茎や葉をワイヤーでまとめたものを何個か入れるだけで大丈夫です。 この部分に花材が少しでも入ることでリースとしての厚みや立体感を出す役割をしてくれます。 下準備が整いましたら、細葉ユーカリやセタリアのような大きな目立つ花材を全体的に 配置させます。リースの側面部分を意識しながら時計回りに流れを作ることを意識して デザインします。 次に小麦のようにたくさんある中ぐらいサイズの花材でリースの肉付けをしていきます。 ハハコグサのような小花はまだ空いている部分の埋めの花材となり且つ、デザインに リズムや動きを出す役割をしてくれます。華奢な花材なので、花の塊を思い切り下に向けて 挿し込む部分が２〜３か所あるだけでリース全体の優雅さが増します。 より高さのある場所に飾る場合はリース底の部分にもっと花材が必要になってきます。 吊り下げて飾る特性を生かして、リースにガラスのパーツや細いレースを垂らしてもまた違った 雰囲気を楽しめることと思います。 ドライフラワーはグルーガンで接着しても大丈夫なので、一番手軽な方法ですが、接着剤がダマになって 目立つので、乾くのに少し時間がかかりますが木工用ボンドで貼り付けると手軽です。一昼夜待つと完全に 接着できます。その中間でフラワーデザイン用のセメダインのような早く接着が可能になる資材等もお薦めします。 |
| ホームワークでの完成作品のお写真いただきました。上に結んだリネンのリボンがリースの雰囲気によく似合ってて素敵です。 ありがとうございます！ |
|
|
|
| ユーカリのあしらいがカッコいいです。シャープで切れのあるスタイリッシュなデザインで素晴らしいです。 |
|
|
|
|
パリの老舗子供服のお店、”ボンポワン”で見かけたフラワーデコレーションをご紹介します。 フライングリースならぬ、天井が全長３ｍぐらいの花のオブジェです。 2012年の撮影です。 |
| サクランボのマークで知られる高級子供服のお店「BON POINT」（ボンポワン）。 |
|
お店の中の子供部屋の天井にはアーティフィッシャルフラワーが一面にデコレーションされていました。 こんな夢の世界にいれたら、どんな想像力豊かなお子さんが育つのでしょうか？ お部屋のインテリアもひとつひとつのアイテムが情操教育を司る大切な役割を果たしていることが認識させられます。 |
| 子供部屋の中にあった、ドールハウス。 大人でも欲しくなるセンスのいいおもちゃです。 |
| 利用花材： 仕上がりサイズ：直径３０ｃｍ前後 |
| 利用花材：●エバーラスティングシャイニー ●ハハコグサ ●ラムズイヤー ●ポアプランツ ●ラグラス ●小麦 ●ルリ玉アザミ ●セタリア ●細葉ユーカリ ●晒しシダ ●白塗りフーセンポピー 資材：〇リース蔓２０ｃｍ 〇麻紐 〇木工用ボンド |
ＣＯ−ＯＰ フラワーアレンジメントレッスン
お問い合わせ