フラワーアレンジメントのレッスン
<パリのフローリスト 〜 2008>

<Pascal mutel 〜Christian Tortu>
パリにはいろいろ有名店があるのですが、私の一番のお気に入りのショップです。
季節のウィンドウディスプレイは花人の目をひきつけてやみません。
パリのかっこいいがそこにある、と私はキャッチを作りたいぐらいほれ込んでいます。
仕入れる花材もお目に適ったものしかおいていないという、厳格な基準がそこにあるような、絶対期待を裏切らない 何かがいつもそこにあるお店です。

お花を買うのにかなり時間をかけて寄らせていただきました。
葉ものをサービスでつけてもらったのですが、その葉がフランボワーズ。もうこのセンスにしびれてしまいます。

土曜日は結婚式の準備で大忙し。月曜日の結婚式ということで生け込みの準備のお花がたくさんありました。
日本ではどこのお店も前日の準備ですし、私ミルフルールでは念には念をいれてどんなに多くても前日のしかも夜 9時から当日明け方にかけての作業です。

量が多いということと日曜日が定休日ということもありますが、2日前の準備というのはやはりヨーロッパはお花の 日保ちがいい環境なんだなぁと実感しました。ラフィアでまとめた白いカラーのウェディングブーケも見せてもらいました。

そして私のオーダーしたたくさんのお花はこんな風にシックな花束に仕上がりました。
ハガキ大のショップカードがホチキスでパチンととめられます。


多肉植物のエチュべりアは季節を問わず人気の花です。
私も以前ミニチュアサイズのエチュベリアや大きなエチュベリアをテーブルに飾ってご紹介させていただきました。 このエチュべりアは体内に水分を含んで肉厚です。水やりもほとんど必要ないです。むしろ水をあげすぎると腐りの原因になります。

インテリアにして飾ったりガーデンでも可愛いです。
育て方がうまくないのかなかなか花を咲かせるまでいたったことがないのですが、窓辺でこんな風に飾られていました。 「おっ花を咲かせてる!」と私にとっては感動ものでした。


チューリップシードもピンクのスィートピーとあわせ使いでこんなに効果的にあしらうことができるんですね。
玄人好みの花材が本当に多いし、それを目から鱗のように素敵に見せてくれます。


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