今年のパリ訪問は5月31日〜6月7日のスケジュールでの1週間でした。
6月の第1日曜日はフランスで母の日にあたります。母の日前はどこの花屋さんも精一杯の華やかなアレンジメントを
お店の前に飾り、パリの街は華やぎます。 市場は火曜日なのですが、母の日の終わった後の火曜日はちょっとひとやすみなのでしょう、今度の火曜日はランジス(市場) にはいかないわ。」という花屋さんもありました。 万国共通、花屋さんの一大イベントが終わったあとの花屋さんは、心なしか安堵の雰囲気が伝わり、パリの街ははあと少しで、 楽しいヴァカンスの季節と心は向かいます。 画像をクリックすると大きな画像でお楽しみいただけます。 |
去年もご紹介させていただいた、おなじみの "au nom de la rose"です。 カルチェラタンにあるお店は広く、器や本屋バラのジャムなど、夢のようなディスプレイが楽しめます。 バラのハート型のアレンジメントがシンボリックに、ショーウィンドウに飾られています。 |
こちらはマレ地区のリボリ通りに面したお店です。縦に細長く狭いお店ですが、お店の前の方がお花のディスプレイ、
後ろはフラワーベースなど、そして一番奥がレジになっています。 今回私はこちらのお店で器やお花を何度か購入させていただきました。 お店のスタッフの方によると、「あと3ヶ月したら、東京にも出店するのよ。」とお話してました。 東京にこんな素敵なバラ専門店が出来たら、とても楽しみですね。 この季節最高気温は東京とさほど変わらず暑い日が多いのですが、路面にでているバラは元気な様子です。 東京では5月以降の気候はバラの花びらの開きが早く、花の日保ちが極端に悪くなり、管理が難しくなります。 陽のあたる路面でバラの花びらの巻きが弛むことなくよい状態を保っていることは驚きます。 温度より、湿度の高さがよほど問題なのかと思います。 イヴ・ピアジェも購入しましたが、ずっと元気でした。東京だとピアジェは花びらもすぐぺったりとなってしまいます。 お店の通路にはバラの花びらがドラマティックに来客を導いてくれます。 |